なかなか良い会社ロゴが作れなくて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。良い会社ロゴが作れないのは会社ロゴを作るときのポイントを知らないことが原因かもしれません。会社ロゴを作成するときのポイントを知っておくことで、自分の理想とするものを作れる可能性が高まります。
そこで今回は美容系の会社に合うロゴを作成するときのポイントを紹介します。
ロゴマークは自社を連想しやすいものにしよう
会社ロゴを作成するときに意識すべきポイントの1つがロゴマークです。会社ロゴに使うロゴマークは会社に関連するものである必要があるでしょう。しかし、とにかく会社に関連するものであれば何でもいいというわけではありません。
会社ロゴを見て自社を連想してもらえるようなロゴデザインであることが重要だと言えます。自社を連想してもらえないようなロゴデザインでは、会社ロゴを作ることの魅力が薄れてしまいます。自社を連想してもらえるようなロゴデザインに仕上げたい場合は、自社の看板商品や得意な分野をロゴマークで表現するのが効果的だと考えられます。
今回のテーマになっている美容系の会社で言えば、美容アイテムをロゴデザインに使うのが好ましいと言えます。その美容系のアイテムの中でも自社の看板商品は何かという部分を考えます。例えば美容系のアイテムの中でもマニキュアが看板商品であった場合は、マニキュアをモチーフにしたロゴデザインを作るのが良いでしょう。
化粧水が人気商品であった場合は化粧水のボトルをモチーフにしたロゴデザインを考える人が多いかもしれませんが、化粧水の使用によって顔が綺麗になったことが分かるようなイラストをロゴデザインに使うのも面白いアイデアだと言えます。
このように自社の商品をロゴデザインに使うことで、会社ロゴを見たときに自社を連想してもらえる可能性が高まります。
ロゴデザインはバランスが重要
ロゴデザインは配置のバランスが重要になります。どれだけ見栄えの良いイラストを描いていたとしても全体のバランスが悪いと、ロゴデザインの評価は高くなりません。バランスが悪いロゴデザインは会社のイメージが低下するケースもあり、購買意欲も下がってしまうことも考えられます。
そのような状況を回避するためにバランスの整っているロゴデザインを心掛けるのが良いでしょう。例えば美容系の会社の中でも口紅の製造に自信を持っている会社があったとします。その会社は口紅をモチーフにしたロゴデザインを使っていますが、なかなか看板商品の売り上げが伸びません。
その問題点がロゴデザインにあった場合は、ロゴデザインのバランスが悪いことが考えられます。具体的な例で言えば、口紅のイラストが左右のどちらかに偏り過ぎてロゴが見にくいというケースやロゴの上に書かれている会社名が大きすぎてロゴマークが見えにくいケース、ロゴマークが小さすぎて見えにくいケースなどがあります。
これらの問題を改善すれば消費者に好印象を持ってもらえるような会社ロゴに仕上がる可能性が高くなるでしょう。バランスを考えるときには、文字とイラストの大きさや文字とイラストの配置の関係に気を付けておくのが大切です。
口紅のイラストが中央に大きめに配置されていて、その上部か下部に会社名が書かれているのが理想的なロゴデザインだと言えます。この理想的なロゴデザインを基準にアレンジを加えましょう。
色の使い方で会社ロゴの印象は変化する
色の使い方について考えたことはあるでしょうか。基本的には会社のイメージカラーをロゴデザインに使うケースが多いですが、ロゴデザインの内容によってはイメージカラーが合わないことも考えられます。そのため会社ロゴを作成するときには、会社のイメージカラーを意識せずにロゴデザインに合いそうなものを選択するのが好ましいです。
例えば口紅をモチーフにしたロゴデザインを作成しているときには、口紅の色と背景色のバランスを考えるのが大切だと言えます。口紅の色が赤色であった場合には、背景色は青色を使うのが良いでしょう。背景色に青色を使うことで、口紅の赤色が目立ちやすくなるというメリットが得られます。
この例のようにイラストに暖色系の色を使った場合には背景色に寒色系の色を使うことで、ロゴデザインの全体的なバランスが良くなるだけでなくイラストが強調されるような作品に仕上がるでしょう。イラストに寒色系を使っている場合は背景色に暖色系を使うことで、同じように見栄えの良いロゴデザインに仕上がります。
イラストに暖色系を使っているけれど、どうしても寒色系を背景色に使いたくないという場合は中性色を使うのも効果的なテクニックだと言えます。中性色を使うパターンは対極色を使うケースよりも強調の度合いが弱くなりますが、全体的に纏まった印象のロゴデザインになる可能性が高いです。
フォントを選ぶときはターゲットを意識しよう
商品を売るときにはターゲットを意識していることが多いでしょう。それと同じように会社ロゴを作るときにもターゲットを意識するのが重要だと言えます。例えば美容系の会社は女性の購買者が多い傾向にあるので、女性をターゲットにしたロゴデザインを作ることが求められます。
女性を意識したロゴデザインを作るときに重要なポイントの1つがフォント選びです。フォントは自分の好きなものでいいと考えている人もいるかもしれませんが、フォントが変わるだけで会社ロゴのイメージは大きく変わります。
角ばったフォントと丸文字風のフォントでは見た目が異なりますよね。角ばったフォントは真面目な印象を与えやすく、見る人によっては堅苦しい印象を持つこともあります。それに対して丸文字風のフォントは角がないので柔らかい印象を与えます。
見る人によっては可愛らしい文字に見えるでしょう。女性がターゲットの場合は見た目の可愛らしさを重視した方が良いため、可愛らしく見える可能性が高い丸文字風のフォントを使うのが好ましいと言えます。
手書き風のフォントでオシャレ度アップ
美容系の会社のロゴを作りたい場合は、オシャレを意識するのも重要です。オシャレ度の低いロゴデザインは女性から敬遠されるケースも考えられます。そうならないためにもオシャレ度を上げる工夫を考える必要があります。
そこで役立つのが手書き風のフォントでしょう。会社名が英語であった場合は筆記体フォントを使うのが効果的ですが、自分で筆記体の手書きをしてロゴデザインに採用するのも1つの方法だと言えます。
ターゲットを意識して理想的な会社ロゴを作ろう
会社ロゴを作るときにはターゲットを意識するのが重要です。今回のテーマである美容系の会社のロゴを作る場合で言えば、女性を意識したロゴデザインを考えるのが良いでしょう。美容アイテムのイラストを可愛らしく描くことで、自社に対する女性からの評価が高まる会社ロゴに仕上がるかもしれません。
会社ロゴだけでなく商品ロゴもターゲットを意識して作ってみましょう。